オーツヘイの特徴と育て方

オーツヘイ

オーツヘイはオーツ麦、えん麦とも呼ばれるイネ科の牧草の一種です。
ネコ草として栽培キットで売られていることも多く、ホームセンターなどで比較的簡単に手に入ります。
低カルシウム、低タンパク質なうえに食物繊維が豊富なので、栄養バランスを向上させるためには最適です。
ウサギのオヤツとしては、糖質が高いため非常に嗜好性が高いのが特徴。
乾燥牧草が苦手なウサギでも、生のオーツヘイなら食べてくれる場合があります。

目次

植物としての特徴

オーツヘイはイネ科の牧草で、その種子は1㎝程度と他の牧草と比べても大きいものです。
最近ではオーツ麦として健康食品としても注目されており、ウサギだけでなく人間にとっても栄養価が高く有益なものとして知られるようになりました。

草丈は1m程度まで成長し、穂も10~20㎝ぐらいと大きく成長します。
生牧草としては、穂が付く前に刈り取るのが一般的です。ですが、穂は栄養価が高いためオヤツとして与えると喜んでくれる場合が多いのも事実です。

食べ残しが少ないことから、嗜好性が高い牧草として知られています。
日本ではネコ草として認知されているため、ホームセンターなどで入手が比較的簡単な牧草となっています。

チモシーよりも低カルシウムであることから尿路結石などの心配がなく、低カロリーであることから主食として与えても大丈夫な品種です。

栽培方法

オーツヘイはほかの牧草と違い、比較的日本の広範囲で栽培が可能です。
種まき時期は夏場と冬場を避ければ、特に問題はありません。

オーツヘイの種子は大きめのため、全体にパラパラと撒く方がオススメです。
プランター栽培では、全体が覆われるぐらいの密度でも問題ありません。その場合は、あまり大きく育たないと思いますので、30㎝程度の柔らかい時に刈り取ってウサギに与えるのがいいでしょう。
露地栽培であれば1m程度まで育ちますが、生牧草として与えるのであれば早めに刈り取るのがいいです。

プランター栽培の場合は、深さ10㎝以上あるといいでしょう。
種をまいたあとは、1㎝程度は土をかけてください。種まき後はたっぷりと水をあげることを忘れずに。
その後、発芽まで1週間程度となります。発芽までは毎日水を上げてください。
発芽後は土が乾いたタイミングでの水やりで大丈夫です。
発芽後、半月から1ヶ月程度たてば刈り取り時期となります。

土は園芸用培養土で十分ですが、水はけが大事になります。軽石を混ぜるとより効果的です。

牧草の種子としては比較的大きいものになります。できれば植え付け前に、一晩水に浸しておくと発芽率が向上します。

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この記事を書いた人

瀬戸内でメダカ飼育やガーデニングを楽しんでいます。
まだまだ初心者ですが、一緒に楽しんでいただければ幸いです^^

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