イタリアンライグラス:ウサギのオヤツに上質な生牧草を育てる

イタリアンライグラスの種まき

前回、ウサギのオヤツにオーツヘイを育てましたが、その時にイタリアンライグラスも植え付けていました。イタリアンライグラスはオーツヘイ、チモシーと共に、ウサギのための3大生牧草と言っても過言ではありません。
オーツヘイとは同じイネ科になりますので、育て方・生育が同じようになっています。オーツヘイの記事と合わせてお読みください。

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目次

イタリアンライグラスとは?

オーツヘイと同じ、イネ科の牧草です。
ほのかに甘みがあり、ウサギさんが好んで食べる牧草です。
栄養豊富なので、病中・病後の体力を付けたいときにも最適です。
嗜好性が強いため、大量に与えることはおすすめしません。あくまでもオヤツとしてがいいでしょう。

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イタリアンライグラスの種はどこで買える?

イタリアンライグラスの種は、オーツヘイのように手軽に買えるものが少ないです。
ほとんどが農家向けのパッケージで1kg以上の容量になっています。
割高ではありますが、ネットショッピングやメルカリなどのフリマサイトで小分けにされているものを購入してください。


今回私が使うのは、以前大量購入していた残りです。
オーツヘイと共に、キャニスターに入れて少量ず使っています。

左:イタリアンライグラス 右:オーツヘイ

もみ殻???

イタリアンライグラスの種の特徴を紹介します。
オーツヘイと比べれば一回り小さい種子ですが、それでも5mmはあります。むしろオーツヘイが、生牧草の種としては最大ぐらいのサイズです。

5mm方眼 左:オーツヘイ 右:イタリアンライグラス

そして、初めて見た人が必ず疑問に思うこと。
「コレ、もみ殻では?」
そうなんです、イタリアンライグラスの種子自体は小さく、ぱっと見はもみ殻だけに見えてしまいます。でも、必ず芽が出ますので信じて植えましょう。

まるでもみ殻

イタリアンライグラスを育てるために必要なもの

  • イタリアンライグラスの種
  • 草花用培養土
  • 鉢やプランター

これらはオーツヘイと同じなので、詳しい話は割愛します。

種を植え付ける

土などはオーツヘイと同じなので割愛します。
種もビッシリ蒔いて大丈夫です。

もっと行ける!

写真で振り返ると少なかったかも。
もっとアグレッシブに、土が見えないぐらい蒔いても大丈夫です。
ちなみにこれぐらい種を使って7.5gでした。
イタリアンライグラスは体積に対して中身が無いので軽いのです。

使用前と使用後の計量

成長記録

今回のイタリアンライグラスは、オーツヘイと同じく屋外で育てます。
3月に入り、最低気温がマイナスを下回らない時期に種まきしました。
春から秋ぐらいであれば基本的に発芽しますし、室内であれば1年中大丈夫でしょう。

3月6日:種まき

オーツヘイと並んで軒下へ

軒下でオーツヘイと並べて管理します。
土が乾ききってしまわないように管理するのがポイント。
あとは鳥に見つかれば食べられてしまうので、屋外栽培はそれが心配です。
種まき直後はたっぷりと水を与えますが、あとは数日おきに水やりします。
鉢やプランターが大きければ大きいほど水の管理は楽になる。極論、地植えが一番育つのだが。

3月15日:発芽

なんだか地味だ

発芽までにかかった期間は9日。
イタリアンライグラスの芽は茶色がかっていて、よく見ないとわからないですね。
種も小さいだけあって、一緒に植えたオーツヘイと比べても芽が細い印象。

左:イタリアン 右:オーツヘイ

右側のオーツヘイは芽が太く、色も鮮やか。
それに比べるとイタリアンライグラスは地味ですね。

3月20日:草丈5㎝ほどに

プランターの縁から測って4㎝ぐらい

発芽から5日が経過。
しっかりと牧草の雰囲気が出てきましたが、草丈は5㎝ほどです。
牧草の1本1本も少々細い印象。

左:イタリアン 右:オーツヘイ

右側が一緒に植えたオーツヘイですが、存在感が違います。
牧草としてはオーツヘイのほうが食べ応えがありそう。
イタリアンは繊細な分、甘みもあっておいしいというが。食べたことないので、真偽のほどは不明。
草丈15㎝以上を収穫の目標としていますので、あと10日~2種間といったところでしょうか。
収穫と刈り取りについては、次回の記事でご報告させていただきます。

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この記事を書いた人

瀬戸内でメダカ飼育やガーデニングを楽しんでいます。
まだまだ初心者ですが、一緒に楽しんでいただければ幸いです^^

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