グリーンカーテンとして育てたパッションフルーツの受粉作業

我が家の西日対策として導入しているグリーンカーテン。
例年は宿根朝顔のオーシャンブルーオンリーだったのを、今年は1株だけパッションフルーツを取り入れました。
本日は、パッションフルーツの成長記録と受粉作業について記載いします。

目次

パッションフルーツとは?

パッションフルーツはトロピカルジュースなどにも使われる果物です。
肉厚の葉っぱを持ち、巻きひげを絡ませながら蔓を伸ばします。
特徴的なのは花の形状で、トケイソウとも呼ばれる通り観賞価値があります。

時計のような独特な花姿

南国のイメージがありますが、日本国内でも温暖地であれば栽培可能です。
ただし、屋外での越冬はほぼ無理なので、複数年育てて収穫量を増やしたい方は鉢植えで屋内に避難させるか、温室の用意が必要となります。

我が家の場合はグリーンカーテンが主な目的のため、単年栽培と割り切っています。
実ができればラッキーぐらいに思って苗を購入しました。

グリーンカーテンとしての成長スピードは心もとない

ゴールデンウィーク前にグリーンカーテン用のオーシャンブルーの苗と共に購入しました。
そこから鉢植えで管理していますが、オーシャンブルーよりは成長速度は遅いです。
6/22の段階では2m程度までしか成長しておらず、隣のオーシャンブルーは地上3mのネットの頂上に到達しています。
グリーンカーテンとしては、少々成長が心もとないかなと思います。
ただし、肉厚の葉には遮光性が期待できそうです。

オーシャンブルーと比較すると、少々心もとない成長。

パッションフルーツは人工授粉が必須

パッションフルーツの自然受粉による結実は確率がよくありません。
というか、人工授粉しなければ結実することはほとんどありません。
その理由として、原産地のように大型昆虫がいないこと。
もう一つは、花が1日しか咲かないため受粉の機会が少ないのです。

どこに花があるでしょうか?

パッションフルーツの花はふいに咲いて、そしてしぼんでしまいます。
たった1日の受粉のチャンスを逃さないためにも、毎日チェックは欠かせません。

パッションフルーツの受粉方法

パッションフルーツの受粉には、綿棒や筆を使うといいでしょう。
もちろん指でも構いませんし、雄しべをちぎって雌しべに付けても大丈夫です。

上にあるのが雌しべ。下にあるのが雄しべ。

私は綿棒を使っていましたが、途中から面倒になって雄しべをちぎって雌しべに付けていました。
その方が、外に出たついでにさっとできるので楽ですからね。

綿棒を使って、雄しべの花粉を雌しべに受粉させる。

あとは実ができるのを待つだけです。

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この記事を書いた人

瀬戸内でメダカ飼育やガーデニングを楽しんでいます。
まだまだ初心者ですが、一緒に楽しんでいただければ幸いです^^

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