ウサギさんのオヤツに生牧草はいかがでしょうか?
生牧草は買うと高いのですが、栄養価や食感も良くウサギさんにとっては大好物です。
そんな生牧草、高いなら自分で育ててみようということで、今回はオーツヘイの栽培について、植え付けから育て方までを紹介します。
オーツヘイとは?
オーツヘイとはオーツ麦、エン麦とも呼ばれる牧草の一種です。
オーツ麦と言えば、オートミールやオーツミルクの原料として、私達も食べれる植物です。
ウサギさんにとっても、カルシウムやたんぱく質が少なく食物繊維が豊富なため、体調を整えるのに適した植物となっています。
糖質が高いため大量に与えることは望ましくありませんが、嗜好性が高いため大喜びで食べてくれます。
ブログ:オーツヘイの特徴と育て方
オーツヘイの種はどこで買える?
生牧草を育てるには、まずは種を用意する必要があります。
牧草の種は案外売ってないんですし、売っていても1kgなどの農家さん向けで販売されていたりします。
そんな中でも、オーツヘイの種は最も手軽に購入できる品種です。
どこで買うかというと、100円ショップのダイソー!
実は、猫草の種として売られています。ペットショップやホームセンターで売られている猫草も、ほとんどがオーツヘイなのです。
その証拠に、パッケージの裏にはエン麦(オーツヘイ)の表記が。
当然100円で買えますが、内容量も80gとかなりお買い得!
これだけで、当分の間使えます。
オーツヘイを育てるために必要なもの
- オーツヘイの種
- 草花用培養土
- 鉢やプランター
上記3つはダイソーで揃えることができます。
私も今回は鉢を購入しました。
地植えが一番いいですが、鉢やプランターでも問題ありません。
私が買った鉢は15㎝角で深さが12㎝のもの。
牛乳パックやペットボトルなんかでも育てられますが、土が浅いとあまり大きくなりません。
ウサギさんのオヤツが目的なので大きく育てる必要はありませんが、10㎝以上の深さが望ましいです。
私の経験上ですが、土の深さの3倍ぐらいの大きさまでしか育ちません。
土に関しては、はっきり言って何でも大丈夫です。
ホームセンターなどで売られている、野菜や草花用の培養土で十分!
私はコメリの培養土を使っていますが、量もそんなにいらないのでダイソーで買ってもいいですね。
種を植え付ける
いよいよオーツヘイの種を植えていきます!
まずは鉢に土を入れてますが、鉢底石は今回省略しました。
水抜き穴が大きい場合は、土の流出を防ぐためにネットや鉢底石を用意しましょう。
土は鉢の縁から1cm下を目安に入れます。
時間が経てば若干下がりますので、多めに入れても問題ないです。
土を入れた後は、種を蒔きます。
自分が思うよりも多めに、ビッシリ蒔いて大丈夫です。
これでも少ないぐらいです。
土が見えなくなるぐらい、自分でも大丈夫か?と思うぐらいでちょうどいい。
思い切ってやってください!
今回使った種は24.5gでした。
ダイソーの『猫草の種』が80g入りなので、3回ぐらい栽培できることになります。
種に土をかける覆土は、種が隠れる程度に薄く。1cmもいらないぐらいです。
種が乾くのを防ぐのが目的で、厚すぎると発芽までに時間がかかってしまいます。
成長記録
今回のオーツヘイは屋外で育てます。
種まきをしたのは3月に入ってから。最低気温がマイナスを下回ることが無くなってきたころ。
蒔き時としては、概ね春から秋の間であれば問題なく発芽するでしょう。室内なら年中OKです。
3月6日:種まき
種まきしたら、直射日光の当たりにくい場所で管理します。私の場合は家の軒下です。
種まき直後はたっぷり水を与えますが、その後は乾きすぎない程度に数日に1回の水やりとします。
3月15日:発芽
オーツヘイが発芽しました!
本日の最低気温は10℃、最高気温は19℃の予想。一気に春が来ました。
種まきから発芽までは9日間。この感じだと、8日で発芽していたかもしれませんが。
緑の新芽が鮮やかで、春にふさわしい風景です。
同じタイミングで植えたイタリアンライグラスも発芽していたので、イネ科の牧草であれば10日程度で発芽すると考えて良さそうです。
発芽すれば一安心。
少々土が乾いても大丈夫ですし、本当に水が少なければしおれてくるので判断はしやすくなります。
3月20日:草丈6㎝ほどに
本日の最低気温が5℃、最高気温12℃と、先週の異常な暑さから落ち着きました。
発芽から約5日。草丈は株本からだと6㎝ほどまで成長しました。
このぐらいになれば、気の早い人はウサギさんにあげても大丈夫です。
が、せっかくなので15㎝ぐらいまでは待ちましょうか。
このペースだと、来週ぐらいには十分成長するかと思います。
ちなみに、左に見切れてるのはイタリアンライグラスですが、オーツヘイのほうが成長が速そう。
まとめ
ウサギのオヤツとして生牧草を育てるのであれば、オーツヘイはおすすめ。
オーツヘイはエン麦であり、猫草の種としてダイソーで購入できます。
10㎝以上の鉢を用意し、土は何でも構いません。
種まきは自分が思っていいる以上にビッシリ蒔いて大丈夫です。
水やり後、1週間~10日程度で発芽。
その後、2週間程度で15㎝程度まで成長しますので収穫しましょう。
刈り取り後、そのままにしておけば数回成長して再度収穫が可能です。
刈り取り、再収穫については次の記事でご紹介します。
コメント
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[…] 以前の記事でウサギのオヤツとして生牧草を育てました。オーツヘイとイタリアンライグラスについて、その後の刈り取りと再収穫についてご紹介します。 […]
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