紅葉彩雲閣は彩雲閣の仲間で、名前の通り幹や葉が赤色になるのが特徴です。
それこそ5年前ぐらいに買った時は赤かったのですが、育てる環境が悪いのかほぼほぼ緑になってしまいました。
室内なので光量不足もあるのでしょう、徒長によってひょろひょろのプロポーションを改善しようと思い切って胴切りすることにしました。
今回は胴切りの様子をレポートします。
紅葉彩雲閣とは?
彩雲閣(サイウンカク)の仲間で、ユーフォルビアとも呼ばれます。
その中でも赤く紅葉するタイプが紅葉彩雲閣です。
私は室内で観葉植物として育てていますが、紅葉には温度差も必要なのだと思います。
サボテンのような見た目の通り多肉植物に分類されるため、水やりの頻度は少なくとても育てやすい植物です。
ただ、私のように光量不足で水が多いと徒長してしまうので、育て方にプロポーションが左右されます。
徒長した紅葉彩雲閣を胴切りする
我が家の紅葉彩雲閣は見ての通り、ほぼ緑です。
室内育成で寒暖差が無いので紅葉しなかったのでしょう。
そして、全高60㎝ぐらいとひょろ長いのに、先端ばかりが分枝してしまいます。
枝は適宜選定して1本のしっかりした幹に育てようとしましたが、それも限界かなと・・・。
何かの拍子に折れてしまわないように、ここは思い切って胴切りしようと思います。
胴切りとは
多肉植物などは、プロポーションを整えるために胴切りを行う場合があります。
胴切りとは、その名の通りバッサリと切断する大手術。
胴切りに耐える植物は決まっているので、どんな植物でもできるわけではありません。
今回は上半分の分枝して太くならなかった部分を、バッサリ切断してしっかりした幹を残そうと思います。
できれば切断したあたりから3本ぐらい出てくるといいのですが。
いざ、胴切り!
胴切りに一番必要なのは手袋。
彩雲閣もそうですが、こういった見た目の多肉植物の場合、樹液の毒性が強い場合が多いです。
手に付くとかぶれたり、目に入ると失明のリスクもあるそうです。
本当は手袋と合わせてゴーグルやメガネがあるといいですね。
切断に必要なのはきれいな刃物。
私はカッターナイフを使っていますが、刃を消毒をしたほうがいいようです。
病気にかかるリスクを抑えられます。
最善を尽くすのであれば、傷口を塞ぐ癒合材を使うともっといいですね。
切断した後は、上記のように白い樹液が出てきます。
これをふき取って乾燥させる必要がありますが、私は放置しています。
何度も書きますが、この白い樹液には触れてはいけません。
おまけ
切断した上側も、土に植えれば根を生やします。
私の場合は、形状のきれいな枝を一つだけ残して別の鉢に挿し木しました。
今までにも何度か挿し木をしましたが、ひょろひょろの枝はいつまでたっても太くなりませんでした。
彩雲閣らしい断面形状がきれいな三角のしっかりした枝でなければ、丈夫に育つことが無いと思っています。
今回ようやくきれいな枝ができたので、これを子供として育てていきたいと思います。
親株と共に、こちらも経過を観察していきます。
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