初めてのメダカ飼育!睡蓮鉢でビオトープを作る

ということで、急遽我が家にやってきた睡蓮鉢とメダカ。10匹程度のメダカと、初期セッティングはサービスしてくれました。
メダカの飼育は素人ですが、ネットの知識をかき集めて、師匠に負けないように育てたいと思います。
まずは飼育に必要な睡蓮鉢の中身をご紹介したいと思います。

目次

睡蓮鉢の中は自然!ビオトープの仕組み

睡蓮鉢の中は、差し詰め小さな自然です。限られたスペースで自然を再現することで、手間をかけずに生命を循環させるシステムを構築するのです。
そんな私も数日勉強したとことですが、師匠が構築した睡蓮鉢の中身を解説したいと思います。

鉢底の砂

砂もしくは園芸用の赤玉土でもいいようです。
睡蓮鉢のビオトープにおいて、これが一番重要かもしれません。なぜならバクテリアの住みかになるから。
バクテリアが生息することで、メダカの食べ残したエサや糞を分解して水をきれいにしてくれます。
また、餌としての役割もあるようで、目に見えないながらもかなり重要な存在。そんなバクテリアのために鉢底の砂は必要なのです。

睡蓮

睡蓮鉢の中に鉢。そうです、こちらに植わっているのが睡蓮です。
睡蓮は水質浄化が主な目的ですが、その他にも多くの役割があります。
水生植物ということで水中に酸素を補給したり、余分な栄養素のバランス調整も行ってくれます。
また、水面に浮かぶ大きな葉っぱは、メダカにとっての隠れ家となり、日差しも遮ってくれる優れものです。
そして何より、花を咲かせることが1番のメリットではないでしょうか。
水生植物であることの珍しい花を見れることも重要なポイントだと思います。

ホテイソウ

ホテイアオイとも呼べれる浮草タイプの水性植物です。メダカの睡蓮鉢には、サイズの小さいヒメホテイも適しています。
ホテイソウの役割は睡蓮と同じで、メダカの隠れ家でもあり日差し避けでもあります。
そして、その根はふさふさしており、メダカの産卵床としては最適なのです。
産卵シーズンには、必ず入れておきたい水草となります。

産卵床

ホテイソウと同じ目的の産卵床です。こちらは毛糸を使った人工のものです。
他にもスポンジタイプで水面に浮遊させるものなど、市販のものも多くありますが、私は師匠のものを参考に手作りしました。
必要なものはアクリルの毛糸と針金だけ。
毛糸は手に10回程度巻き付け、片側を縛って固定します。もう片方をハサミなどで切ってしまえば、簡単に産卵床が完成します。ポイントはアクリルの毛糸を使うこと。天然素材だと腐ったり、カビの原因になってしまいます。
産卵シーズンに卵が産み付けられれば、親メダカに食べられないように隔離しましょう。

あとは自然まかせ

バクテリアや水生植物の力により、基本的には自然の力で水中環境は循環します。
冬以外は1日に1~2回程度エサを与えるだけ。
水が蒸発した分だけ、新たに水を補充するくらいです。掃除も必要ありません。
基本的にはほったらかしで大丈夫です。
ただ、毎日様子は観察してください。もし異常があれば改善する必要がありますが、自然の力は偉大なもの。そっと見守るだけで十分なのです。

まとめ

ということで、急遽始まったメダカの飼育。
睡蓮鉢を使ったビオトープも、意外と簡単なので私と同じような初心者の方でも十分楽しめます。
今後は、メダカの稚魚用の水槽を構築したりと、もう少しオリジナルで開発を進めていきたいと思います。
良かったら、またご覧になってください。

メダカのYouTubeチャンネル開設しました

メダカの飼育が楽しくなってきたので、YouTubeチャンネルを開設しました。
メダカ初心者ですが、一緒に楽しんでいただけたら幸いです。
動画の方向性としては、メダカを観察しているようなゆるい動画構成で、ときどき子供が絡んだりします。
メダカとその周囲の空気感を感じて頂けたらいいな、と思っています。

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この記事を書いた人

瀬戸内でメダカ飼育やガーデニングを楽しんでいます。
まだまだ初心者ですが、一緒に楽しんでいただければ幸いです^^

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