梅雨に備えろ!コスパ抜群のスポンジオーバーフロー

梅雨だけじゃありませんが、突然の豪雨は屋外飼育のメダカにとって脅威となります。
急激に水位が上昇すると、容器から水があふれてしまいます。
水と一緒にメダカを流してしまわないためにも、オーバーフローを設置しておきましょう。

今回はコスパ抜群。百均で手に入るスポンジオーバーフローを紹介します。

目次

スポンジオーバーフローとは?

まず、メダカ飼育におけるオーバーフローについて解説しておきます。
豪雨などにより飼育容器の水位が上昇した場合、あふれる水と一緒にメダカが流されてしまいます。
それを防ぐために、一定水位以上になると自動的に排水する仕組みをオーバーフローと呼んでいます。

自動的とは言っても、容器に穴を開けてネットを張ったりと皆さん工夫して自作されています。
私の飼育環境として、睡蓮鉢がほとんどのため穴を開けることはできません。
それもあって、私が利用しているのがスポンジオーバーフローです。

容器の縁に洗濯バサミで挟むだけ

スポンジを容器の縁に挟むことで、水を吸い上げて排水することができます。
毛細管現象なのか、サイフォンの原理なのかは定かではありませんが、とても簡単な仕組みです。

スポンジオーバーフローの排水能力については、以前にも記事にしています。
ご興味あれば、こちらも合わせて読んでみてください。

使用するのは百均のスポンジ

スポンジオーバーフロー用の専用商品も出ていますが高額です。
基本的に水を吸えば何でもいいので、正直ボロ布でも代用できます。

私が使用しているのは、百均で5枚100円のスポンジ。
少しガサガサしたタイプです。
あまり目の細かいタイプだと、すぐに目詰まりしてしまう印象があるので、ある程度目の粗いスポンジがおすすめです。

スポンジの選定に関しては1点だけ注意があります。
目の粗いガサガサしたタイプのスポンジには研磨剤が含まれているものがあります。
研磨剤がメダカの飼育容器に入るのは良くないので、面倒ですが材料表記を確認して研磨剤が無いものを選びましょう。

設置のポイント

スポンジオーバーフローの設置は簡単。
容器の縁に洗濯バサミなどを使って挟むだけですが、1つだけポイントがあります。
必ず内側のスポンジよりも外側を低くすること。

スポンジの外側を長くする

先ほども書いた通り、毛細管現象かサイフォンの原理なのかわかりませんが、スポンジを水が伝うことで排水します。
スポンジの外側が長いほど、内と外の高低差ができるため排水能力が上がるようになります。

スポンジの内側の位置がオーバーフロー時の下限の水位。
ここより下は水面からスポンジが離れるので排水することはありません。

まとめ

豪雨対策のオーバーフローは百均のスポンジで十分です。
容器に挟み込むだけの簡単設置。
これからの季節、突然の水位上昇に備え大切なメダカを守りましょう!

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この記事を書いた人

瀬戸内でメダカ飼育やガーデニングを楽しんでいます。
まだまだ初心者ですが、一緒に楽しんでいただければ幸いです^^

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