2年間ほったらかしの睡蓮を植え替える

師匠からいただいた睡蓮鉢にセットされていた睡蓮。
丸2年ほったらかしにしていたら、鉢の底から根があふれていました。
今回は、睡蓮の植え替えと株分けを行います。

目次

鉢底からあふれる根

今シーズンのスタートに睡蓮鉢のリセットを開始!
その際に発覚した睡蓮を植えている小鉢の状態がこちら。

すさまじい根の塊

鉢から根があふれて、底床材の砂のがっちりキャッチ!
その塊は鉢と同じぐらいあるんじゃないでしょうか。
これはさすがにまずい、と言うことで植え替えをしたいと思います。

確か去年も根はあふれていたけど、ここまででは無かったような気が・・・

睡蓮は定期的に植え替えたり、管理しないと花を咲かせるのが難しいようです。
肥料も同じ。
実際、この2年間で花を見たことは1度もありません。

植え替えに用意した資材もの

今回の植え替えに当たって、ホームセンターで資材を用意しました。
土は専用の『水生植物の土』を使用。
サブで定番の『赤玉土』も用意。こちらは他にも使用用途があるので大袋です。
あとは、肥料として『油かす』の小粒を用意しました。

今回購入した資材

油かすは何かの記憶なので定かではないですが、睡蓮用の専用肥料もあります。
気になる方はそちらを使用した方がいいかもしれません。

今回は『水生植物の土』を使用しますが、中身は中粒の赤玉土がメインのようです。
なので、一般的な赤玉土でも問題ないと思います。

ほぼ赤玉土の中粒

『水生植物の土』に含まれる材料としては、赤玉土、軽石、麦飯石と粒状黒土。
養分として特徴になるのが粒状黒土かと思います。
少量の培養土を混ぜてもいいのかもしれません。

『水生植物の土』の配合原料

まずは株分け

鉢から出してみると、根がパンパンの状態。
そのまま植え替えるにはよろしくないと思うので、整理する意味でも株分けをします。

パンパンに張った根

根がガッチリ絡み合って、手ではとても割れそうにありません。
ハサミとスコップを使って、強制的に割っていきます。

ハサミとスコップで強制分割

出来上がったのは、大小2つの株。
これをそれぞれ植え替えていきます。

睡蓮の植え替え

大きい株は、新しく用意したダイソーの素焼き鉢植えます。
鉢の径は同じぐらいですが、今回は浅鉢ではなく深さのある鉢を使用します。
あの根の状態をみたら、これでもすぐにパンパンになりそうですが。
もう一つの子株は、元の浅鉢に植えなおします。

ダイソーの素焼き鉢

まずは鉢底ネットで土の流出防止。
その後、鉢底石の代わりに赤玉土を使用しました。
そもそも『水生植物の土』が赤玉土の中粒ぐらいありますので、ネットをすれば直接土でも問題なさそうです。

ネットがあれば赤玉はいらないかも

『水生植物の土』を少量敷いたら、油かすを2粒いれておきます。
もちろん、専用の肥料でもいいですが、入れすぎると栄養過多で藻が大量発生するかもしれません。
メダカがメインの方は、肥料は控えめにしておきましょう。

ここまで用意ができたら、株をセットしていきます。
株と鉢のすきまは土で埋め、叩いたり押さえたりしながら締めていきましょう。
睡蓮鉢に沈める前に、赤玉土や『水生植物の土』の微細な粉を洗い流すのを忘れずに。

できあがり!

睡蓮鉢にセッティング

植え替えが終わったら、いよいよ睡蓮鉢に戻していきます。
水に沈める際は、土が舞い上がって濁らないように静かに入れましょう。

静かに睡蓮鉢に沈める

今回使用した『水生植物の土』には軽石が入っているのですが、水に沈めるといくつか浮き上がってきました。
他にも初めて水に沈める時には、ゴミなどが浮いてきますので回収しておきましょう。

リセット仕立なのでメチャきれい!

リセットで水もキレイなのでメダカが泳ぐ姿が良く見えます。
この植え替えが3月下旬なのですが、睡蓮の葉が展開し始めた頃です。
これから緑の葉が生い茂り、今年こそは花を見ることができればいいのですが。
楽しみに待ちたいと思います。

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この記事を書いた人

瀬戸内でメダカ飼育やガーデニングを楽しんでいます。
まだまだ初心者ですが、一緒に楽しんでいただければ幸いです^^

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