夏の薬味として知られているミョウガ(茗荷)
日陰でも育つので場所を選ばないし、何より簡単に育てられるとのウワサ。
家庭菜園の初心者である私にとっては、とても魅力的な野菜を見つけたと感じています。
今回は、そんなミョウガを植えてみようと思います。
家庭菜園でのミョウガの魅力
我が家には多少のガーデニングスペースはあっても、畑をするほど広い土地は残っていません。
草花はコツコツ植えていますが、やっぱり食べれる野菜は魅力的ですよね。
プランター栽培で簡単に育てられるものを探して、たどり着いたのがミョウガです。
ミョウガは日光をあまり必要とせず、北側などの半日陰でも育ちます。
土もあまり選ばず、野菜用の培養土さえあれば失敗することも少ないようです。
そして、地下茎で増殖していくので、ほったらかしでもどんどん増える。
まさに初心者向きの野菜と言えます。
そして、ミョウガを選んだ一番の決め手は食べておいしいこと。
そうめんなどの薬味としてはもちろん、甘酢漬けにすれば多少の保存も効く。
さらには、焼いて食べることもできるようです。
炭火で焼いて味噌を乗せて食べるなんて魅力的!
採れたてミョウガのバーベキューを最終ゴールとしています。
ミョウガ苗を調達する
さてさて、何は無くともミョウガの苗が無くては始まりません。
ミョウガは地下茎で増えます。苗と言っても売られているのは根っこの部分。
これからミョウガが生えてくるのか半信半疑ですが・・・
園芸店などでは年明けの早春に売られているようですが、私は待ちきれずに10月に購入しました。
今回は安かったのでメルカリを利用しています。
ミョウガは宿根草の仲間で、一度植えれば毎年芽を出す植物。
地下茎さえあれば、理論時にはいつ植えても大丈夫と判断しています。
場所とプランターを用意する
ミョウガを育てるのに日当たりは重要ではないとのことで、家の北西にある空き場所を確保しました。
ここに日が当たるのは14時以降なので、他の植物にはあまり適していません。
むしろ、ミョウガにとっては乾燥が最大の天敵なので、日の当たりすぎには注意しましょう。
植え付けるプランターの深さは20㎝以上必要ということです。
今回ホームセンターで探してきたプランターは60㎝×25㎝で深さが27㎝のもの。
奥行きはもう少しあった方がいいかもしれませんが、とりあえず今回はお試しで。
成功すれば領土の拡大を検討します。
今回はプランターで育てることを選びましたが、地植えすることも検討しました。
地植えだと水切れの心配が少なくなるし、根張りもよく丈夫に育つであろうと想像は付きます。
問題は地下茎の増殖と成長力。
気が付けば手に負えなくなっていた!なんてことになると大変です。
初心者は気軽に地植えをしないように注意しましょう。
もちろん、成長範囲をコントロールできればいいので、慣れればミョウガの大農園を目指しても大丈夫です。
ミョウガ苗を植える
いよいよミョウガ苗を植えるわけですが、苗という形状でもなければ球根でもない。
地下茎なので、見た目は根です。
この15㎝ぐらいにカットされた地下茎に新芽が付いています。
それが春には成長を始めるのです。
使用している土は野菜用の培養土。
そこに気持ち赤玉土を入れていますが、これは必要ないかもしれません。
ミョウガ苗の上にかぶせる土は10㎝程度必要ですが、足りなかったので後日買い足します。
ミョウガは乾燥を嫌うので、土の上に藁や腐葉土で覆うようにしましょう。
私はついでがあるので、バークたい肥を使ってみようかと思います。
後は春を待つばかりです。
まとめ
簡単に育てられるミョウガは園芸初心者向き。
半日陰でも育つので庭のスペースが少ない方や、マンションのベランダなどでも大丈夫。
ポイントは以下の通りです。
- 土は野菜の培養土
- プランターは深さ20㎝以上
- 苗の上に10㎝程度土を掛ける
- 乾燥しないように水やりする
日々の水やりを忘れなければ、春には芽を出し、夏には新鮮なミョウガが収穫できるはずです。
七輪の炭火で焼くミョウガを楽しみに、もうしばらく待ちたいと思います。
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