アグラオネマ・マリアは我が家の観葉植物の中でも古株のポジション。
順調に成長してくれていますが、少しコンパクトにしたいので剪定を行います。
今回はアグラオネマの剪定枝を使って、挿し木を行っていきます。
株分け・挿し木・差し穂については以前のブログ記事にもありますので、ご興味ある方はそちらもご覧ください。

親株の剪定
大切に育てている親株ですが、ちょっとサイズが手に負えなくなってきまして。
少しコンパクトにするために、今回は株分けでなく剪定を行います。

一番高い株を切りたいところですが、なぜか曲がって育った株があります。
こちらを優先して、全体の草姿を整えたいと思います。

根元からハサミでカット。
根が残っているので、こちらからも芽が出てくるかと思います。
そうすれば鉢自体の若返りも行えますね。

今回、カットにはすべてハサミを使用しています。
以前はカッターを使っていましたが、この辺りはお好みで。
このハサミ、今回新調したものですが恐ろしく切れ味がよかったです。
剪定枝を切り分ける

こちらが選定したアグラオネマの枝。
ここから不要な葉っぱを切り落とし、2~3節ぐらいを目安に細切れにしていきます。
あまり小さすぎると発根率が落ちると思います。

カットした茎は上がわかるように、目印の矢印を書いておきます。
一応、上下は合わせて植えてあげたいと思っていますが、たぶん寝かせても発根します。
そういった方のブログも拝見させてもらったうえでの私のやり方です。
あく抜きなど下準備

今までしたことは無かったのですが、あく抜きをすると発根率が上がるらしいです。
あく抜きの具体的な方法がわからなかったので、細切れの茎を水の中に30分程度さらしてみました。

その後、水から取り出し、切り口を乾燥させます。
これも発根率を上げるためですが、前回の経験からアグラオネマは余裕で発根すると思っています。
いよいよ植え付け

細切れの茎は7個取れました。
肥料を含まない無機質用土に植え付けをします。
これも、用土に置くだけという方もいますが、私は元生えていた方向に植え付けます。

茎の先端は出した方がいいと思いますが、今回は限りなく浅植えとし、かろうじて土が被るかどうかという設定にしています。
深植えはよくないですが、茎が出すぎると株姿が変になることを前回学びました。

水をやらない方がいいかもしれませんが、最初のみ水やりすることにしています。
その後は乾燥気味に管理していきます。
全部発芽すると、一気に株が増えることになるので楽しいですよね。

ちなみにトップの部分も差し穂として植え付けています。
トップカットは草姿が綺麗になる傾向があるので、こちらも楽しみです。
葉は1枚だけ残していましたが、その葉も1/3にカットしました。
根が無いので、葉からの蒸散を抑える目的です。
以上、トップカットも含めて8株の可能性があります。
剪定枝も捨てずに、ぜひとも活用してください。

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