我が家のわずかばかりの庭は、新築当初に造園屋さんにお願いしました。
その時に提案で植えてくれたのがブルーベリー。
子供と一緒に収穫して楽しめたので、とてもよかったと思っています。
ところが2年目の夏。
なぜかブルーベリーが実を付けませんでした。
色々調べてみたところ、2本植えないと実らない品種があることがわかりました。
ブルーベリーは品種によって2本以上必要
ブルーベリーには多くに品種が存在しますが、大きく3つの系統に分かれます。
- ノーザンハイブッシュ系
- サザンハイブッシュ系
- ラビットアイ系
いずれの系統でも2品種以上を植えることで収穫量が多くなります。
これは自家不和合性と言って、自分の花粉では実ができにくいという性質です。
特に注意しないといけないのがラビットアイ系。
ライビットアイ系は必ず違う品種を2本以上植えないと結実しないそうです。
※正確に、はほとんど結実しない。
そうなんです。
私の庭に植えられたブルーベリーはラビットアイ系だったのです。
造園屋でも知らないことはある
植物のプロである造園屋でも知らないことはあります。
私の庭に植えてくれたのは、ラビットアイ系ティフブルーという品種。
先ほども書いた通り、ライビットアイ系は1品種では結実しません。
1年目に実が付いたのは、移植前にたまたま受粉されていたのでしょう。
移植後の2年目は、周辺に別品種のブルーベリーがありませんので結実しなかったということです。
追加購入はパウダーブルー
ということで、3年目は何とか結実させたい!
そのためにはラビットアイ系の別品種を用意する必要があります。
早速園芸店へ行き、ティフブルーと相性がいいとされるパウダーブルーを購入しました。
売れ残っていたのか、いささか剪定の具合が気になりますが。
とりあえず、君に決めた!
みごと結実!
さて、ラビットアイ系を2品種育てた結果ですが、無事に結実させることができました。
新入りのパウダーブルーの方が実の数が多く、古株のティフブルーが実の数が少ないのですが、栄養の関係なのか樹齢の問題なのかはわかりません。
ただ、花のタイミングは微妙にずれていたので、種類によっては受粉しやすい組み合わせがありそうですね。
まとめ
ブルーベリーは1品種では実ができにくく、2品種以上植える必要があります。
特に、ラビットアイ系は自分の花粉では実ができません。
2品種というのはブルーベリーの木が2本という意味ではありません。
それぞれの系統の中で別々の2品種が必要なのです。
今回の場合、元々あったのがラビットアイ系ティフブルーという品種。
それに合わせたのが、同じラビットアイ系のパウダーブルーという別品種です。
同じ系統内の別品種であれば問題ないので、大粒の品種を買っても問題ありません。
選ぶ2品種は、皆さんそれぞれの好みで探してみてください。
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