無機質培養土を使い始めて5年。
オリジナルブレンドを始めて半年。
その結果、たどり着いた配合について紹介します。
なぜ無機質なのか?
無機質用土とは、赤玉土や軽石など、粒状の材料のみを使用しています。
腐葉土などの有機質を含まない土です。
そもそも、なぜ無機質を使っているのか?
事の発端はコバエ対策。
用土の表面が無機質ならば、コバエの発生を抑えられることから始まりました。
使っているうちにわかったことですが、無機質だと管理がしやすいのです。
土が乾いているかどうかは、見ればわかる。
排水性、通気性に優れているため、根腐れの心配が無い。
無機質のため肥料分がありませんが、それも液体肥料を水やりついでに与えればいいので特に気にしていません。
むしろ、与える栄養を管理できるという点は、メリットかもしれません。
無機質用土のオリジナルブレンドを始める
無機質用土の良さに気づいてからしばらくは、市販の培養土を使用していました。
多肉用の土を中心に試した結果、たどり着いたのがプロトリーフの『かる~い培養土』です。
何の不満もなかったのですが、土の配合を研究する過程で「自分で作った方が安いんじゃね?」的な発想でオリジナルブレンドを始めました。

もともと参考にしたのは、カーメン君『ガーデンチャンネル』より。
培養土のブレンドについて解説する動画を見たことで、自分にもできそうだなと思ったのが始まりです。
難しくはないし、価格も安いのですが、基本用土の保管場所だけ確保する必要があります。
14Lの大袋が3~4必要で、雨に濡れない場所が必要ですからね。
配合資材については『かる~い培養土』を参考にしましたが、配合比率をどうするか悩んでしました。
カーメン君によると、赤玉土を4割で構成するのが基本。
それを守りつつ、残りを鹿沼、軽石、パーライトで構成したのが始まりです。
村長用土622
その後、改良を重ねながら「パーライトいらないんじゃね?」と思いはじめ。
パーライトが他の基本用土と比較して割高なのと、軽量化する必要性もないことに気づき、パーライト無しの配合を検討し始めました。
そんな時、発見したのが熱帯植物栽培家『杉山村長』の無機質用土の解説動画。
この中で紹介されているのが、622の用土。
622とは、赤玉6、鹿沼2、軽石2の配合割合。
シンプルでコストも安いのに、排水性や通気性も良好。
なんせ3つの材料でいいので、在庫管理も楽でいいのです。
まとめ
無機質用土622は使い始めたばかりですが、おそらく問題ないと思っています。
我が家では、観葉植物や多肉植物は全て622に切り替えをしています。
もともと無機質ではあったので、生育に影響はありません。
なんだかんだで、シンプルなものが一番ですね。

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