先日の植え替えの際、赤玉土の耐久性はどれぐらいなのか?という疑問が出てきました。
私が使っているのは硬質ではない一般的な赤玉土なので、それほど長くはもたないのはわかっているのだが。
それが1年なのか?半年なのか?
今回は、赤玉土がどれくらいで劣化するのかを実験していきます。

赤玉土とは?その特徴と特性
赤玉土(あかだまつち)は、園芸で広く使われている基本用土のひとつで、関東地方の火山灰土壌から採取される粘土質の土を乾燥・粒状に加工したものです。
見た目は赤茶色の丸い粒で、鉢植えや盆栽、野菜栽培など、幅広い用途に活躍します。
赤玉土の主な特徴
通気性と排水性が抜群
粒状なので空気の通りがよく、根腐れを防ぐ効果があります。水はけも良いため、湿気を嫌う植物に最適です。
保水性もほどよくある
水を含むと適度に保持し、乾燥しすぎることなく植物に水分を供給します。水やりの管理がしやすいのも魅力。
無菌で清潔
加熱処理されているため、雑菌や害虫が少なく、清潔な状態で使えるのが安心ポイントです。
pHはほぼ中性
多くの植物にとって理想的な土壌環境を提供できるため、単体でも混合土としても使いやすいです。
赤玉土は単体でも使えますが、腐葉土や鹿沼土などと混ぜることで、より植物に適した土壌環境を作ることができます。特に根の張りを重視する植物には、赤玉土をベースにした配合が効果的です。
透明容器に赤玉土を充填する
赤玉土の劣化具合がわかりやすいように、透明な容器で実験をします。
今回使用したのは、ダイソーの『クリア植木鉢3号』

特に考えず、赤玉土のみをいっぱいに入れる。
ついでに、先日作ったオリジナル無機質培養土も入れて、2種類を観察することにします。
ちなみに、オリジナル培養土は、赤玉土に鹿沼土、軽石、パーライトを配合しています。

実験環境
今回、実験する環境は屋外とします。
雨風の当たる、より厳しい環境で劣化具合を観察していきます。

まずは、水をたっぷりと含ませます。
その後は、週に数回水やりをすることで、実際の栽培環境を再現。
観察、管理がしやすいように水道の近くに置くことにしました。

少し失敗したのが、赤玉土の微塵を除去し忘れたこと。
水で流しても、下の方に溜まっています。
オリジナル培養土の方は、ふるいにかけて微塵を除去しているので、下の方まで粒状なのが確認できます。
これも、透明容器だからよくわかる。


結果については順次掲載していきます。
1ヶ月後:9/13
結果的に、庭の水やりついでに毎日水をかけていました。
1ヶ月程度ではそれほど変化は見られません。
オリジナル培養土に至っては、そこまで粒がしっかり確認できる状態です。


3ヶ月後:11/16
実験開始から3ヶ月後。
明らかに赤玉土が崩れ始めています。
団粒構造は確認できるものの微塵の量が増えており、隙間がふさがっている部分が見られます。
オリジナル培養土に至っても、赤玉土の劣化が見て取れます。
全体的な団粒構造には影響はありませんが、赤玉土が崩れた微塵がちらかっているのがわかるかと思います。


5ヶ月後:1/31
少しさぼって、5ヶ月半が経過しました。
赤玉土オンリーだと、だいぶ粒がつぶれてきた印象です。
まだしばらくは大丈夫そうですが。
オリジナルブレンドに関しては、軽石やパーライトのおかげで用土全体として団粒構造を維持しています。


まとめ
硬質でない赤玉土は、概ね半年程度で崩れる印象。
団粒構造の寿命としては1年ぐらいと考えた方がいいですね。
1年ぐらいのスパンで植え替える場合は、普通の赤玉土で十分でしょう。
それ以上の長期にわたって植えっぱなしにする場合は、赤玉土を硬質に変えるか、軽石やパーライトを配合して団粒構造を維持できる工夫をするといいですね。

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