メダカ沼の一つ『飼育容器の無限増殖』
メダカの飼育は品種、生育状況により、飼育容器を小分けにする必要があります。メダカ飼育を長く続けるほど飼育容器が増えるのですが、その容器を置くスペースは限られています。
そこで、メダカの飼育容器を効率よく収納するための棚を、皆さんそれぞれ作られています。
私はメダカ飼育一年目のシーズンが終盤に差し掛かり、来シーズンに向けて飼育スペースの改善に取り組みました。
今回は私の作ったメダカの飼育棚についてご紹介します。
メダカ飼育棚を作る理由
私の場合は飼育容器が少なく、現段階では睡蓮鉢が1つ、トロ舟40が1つといったところです。
このたび、師匠より新しい睡蓮鉢をいただきました。少し浅めなので、棚に置きたいと思ったのがきっかけです。
また、夏場にトロ舟を直置きしていたので温度上昇が激しく、来シーズンはそれを回避する目的もあります。
なので、私が今回作る飼育棚のポイントとしては以下の2点です。
①夏場の温度上昇を緩和するため地面から浮かせる
②新しい睡蓮鉢及び今後増える飼育容器を置く
これらのことから、棚板は1段のみで地面から浮いた飼育場所を確保できる棚を作りたいと思います。
材料を買いに行く
メダカの飼育棚を作るにあたって、先輩方のYouTubeなどを拝見して勉強しました。
材料としては、ホームセンターで売っている木材、エレクターパイプ(塩ビの水道管?)、単管(建築足場)などでDIYしている方がほとんどでした。
今回は規模も小さいので木材を中心とし、分解・再利用ができるようにしたいと思います。
では早速、近所のコメリへ行きましょう。
今回購入した材料は2つ。
①足場板(杉)2m×2枚
②縁石ブロック12㎝角×3本
縁石ブロックは道路や駐車場の舗装面の縁に使われるもの。ブロックでもよかったのですが、ブロックだと穴に何かが住み着きそうだったので・・・
足場板は厚みが3㎝あるので少々のことでは曲がらないと思いセレクト。2mものなので、下の3個の縁石ブロックを入れれば1mピッチぐらいになる想定です。
材料を設置して棚を作る
制作過程の写真を忘れましたが、ポイントは縁石ブロックの設置。
水平器を用意しブロック自体の水平をチェック、ブロックそれぞれの高さも水平に合わせていきます。たまに足場板を乗せて水平器でのチェックと共に、ガタガタしないかも確認しながら調整していきます。
これが作業の大半であり、これがちゃんとできていないと睡蓮鉢やトロ舟を乗せたときに傾いてしまいます。
地味ですが、重要な作業です。
で、出来上がった棚がこちら。
縁石さえ設置できれば、あとは足場板を置くだけの簡単施工。将来的な分解・拡張もしやすいです。
縁石のピッチ間にトロ舟40が2つ乗るようになっています。来年は飼育容器を増やします。
たぶん右側にも容器を乗せないと、たわみが出そうです。。。
縁石ブロックが60㎝で足場板1枚が24㎝になります。板間と奥側に5㎝前後の隙間を取って調整しています。
濡れても大丈夫でしょうが、少しでも水が抜けたほうがいいでしょうしね。
ちなみに足場板は屋外使用が目的であり、また繰り返し使うことを想定しています。
それも今回、足場板を採用した理由になります。
飼育棚の活用状況
今回作成した棚の本格稼働は来シーズンですが、現在の最終活用状況をご覧ください。
こちらは、師匠からいただいた新入りの睡蓮鉢。鉢が青いせいか、水深が浅いせいか、メダカが大変よく見えます。
底には黒ソイルを敷きました。
水草は仮設定。抽水植物なども検討中です。
その右側は、おなじみのトロ舟40ですが、今回リセットしています。
赤玉土から黒ソイルへ変更。その方がメンテナンス性がいいかなと思ってお試しです。
真ん中の鉢はショートヘアーグラス。その他、ロタラ2種を入れています。
浮いているのはウォーターポピー。増えた分を切り取り、とりあえず入れています。
右端の空きスペースは、珍奇植物とエアープランツ。そしてメンテナンス道具を置いています。
作業スペースがあるのもうれしいですね。来年には容器で埋め尽くされそうですが。。。
まとめ
メダカの飼育棚は、無尽蔵に増える飼育容器を効率よく収納するのに適しています。
地面に直接置かないことで、熱の影響も少ないと思われます。
なにより、メダカが見やすかったり、自分だけのスペースのようで誇らしいです。
メダカ飼育のベテランになるほど、この飼育棚にはこだわりがあるようですし、それを見せてもらうのも楽しいです。ぜひ皆さんも、自分だけのメダカ飼育棚を作ってみてはいかがでしょうか。
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