一応梅雨に入ったようで、いつ大雨が来てもいいようにオーバーフローを点検しておきましょう。
我が家では睡蓮鉢でメダカを飼っていますが、大雨対策として百均のスポンジを使ったオーバーフローを設置しています。
今回、本家であるスドー『水位の見張り番』を購入したので、排水性能の違いなどをレポートしてみようと思います。
メダカのオーバーフローとは?
メダカ飼育をしていると、急な大雨に対応できずに大事なメダカが脱走してしまう。
そんなことを防ぐために設置するのがオーバーフローです。
容器自体に加工をして、一定量の水は自動的に排水するなど、意図せず流出することを防ぐ仕組みです。
私が愛用しているのは、百均のスポンジを利用した簡易的なもの。
サイフォンの原理で、一定水位を超えた場合に排水を始めます。
洗濯ばさみを考慮しても、1セット50円ぐらいなものですが、それでもしっかりと機能は果たしてくれるので問題ありませんでした。
なぜスドーの商品を買ったのか?
今回購入したのはスドーの水位の見張り番(大)という、スポンジオーバーフローの商品としては最もメジャーではないでしょうか?
500円ぐらいしますが、仕組みはスポンジと同じサイフォン方式。
一定水位を超えると排水を始める、シンプルな仕組みです。
なので、高いお金を払って購入する必要性というのはなかったのです。
我が家の睡蓮鉢の中には、玄関横に置いているメインのものがあります。
今回は、こちらの見栄えを少しでもよくしようと思って購入しました。
スドー『水位の見張り番』
今回購入した、スドー製水位の見張り番について紹介します。
水位の見張り番には大と小があり、縁の太い睡蓮鉢に使うので大を選びました。
プラ容器などで使う場合は小で十分かと思います。
素材としては、スポンジというよりはフェルトのような質感。
芯材に鉛が入っているため自由に曲げることができ、洗濯ばさみで固定する必要はありません。
また、裏表リバーシブルで使えるとのことで、黒もしくはグレーを設置場所に合わせて選択できるとのことです。
排水能力はいかに???
では、百均とスドー2つのオーバーフローの性能を比較したいと思います。
公平を期すために、呼び水もして排水が始まったタイミングで測定開始です。
開始直後から、明らかに百均スポンジの方が有利です。
単純にスポンジの幅によって排水能力が決まるようで、シュッとしたスドー製が不利な状況。
計測は排水を始めてから3分としました。
2~3倍ぐらいの差で、百均スポンジの方が排水性能としては圧倒的に上回るという結果。
まとめ
排水能力では幅を広く取った方が、圧倒的に有利ということがわかりました。
製品だからといって、性能がいいというわけではないようです。
見た目を少しでも良くしたいという方でしたら、スドーの水位の見張り番をおすすめしますが、排水性能に関しては百均スポンジでも十分ということです。
梅雨を前にオーバーフローをご検討中の方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考になさってください。
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