花の少ない冬の時期に庭を彩る植物は貴重です。
今回は『クリスマスローズ』について紹介したいと思います。
その名の通りクリスマスに合わせて開花するものがありますが、年明けぐらいに開花する品種もあります。どちらにしても冬の時期に彩を添えてくれる花なのです。
クリスマスローズとは?
ローズとは言いますがキンポウゲ科の植物であり、クレマチスやアネモネなどと同じグループに属します。
特にクリスマスシーズンに開花するものをクリスマスローズと呼んでいますが、花の少ない冬に時期に開花する常緑の植物です。
少しうつむき加減の花姿は、なんとも可憐で愛おしさが感じられます。
宿根草ですが、種からでも増やすことができます。
ただし、クリスマスローズは園芸用に改良された品種であり、花の種類は1株ごとに違います。
そのため、種から増やす場合は親株とは違う花が付く場合もあります。
それもまた、クリスマスローズの楽しみの一つですが。
私が買ったのはクリスマスローズ・オリエンタリス『ダブルダーク系』
親株の写真が添えられているが、紫の花びらが幾重にも重なって美しい。
開花時期は?
クリスマスローズの開花時期はクリスマスシーズン、というわけではなく1月~4月ごろになります。
クリスマスシーズンに開花する品種もありますが、年明けごろから開花するものもあります。
どうしても、クリスマスシーズンに開花する品種が欲しいのであれば、そのころに園芸店で開花苗を見つけて買うのがいいでしょう。
クリスマスローズはどこで買う?
苗ものが出回るのが12月ぐらいからでしょうか?
私の近所の園芸店には無く、ホームセンターで買いました。
税込328円!
花もついていない苗ものだからか、すごく安い印象です。
花付きのものだと1000円~2000円ぐらいしそうですね。
1年目は花が付かない
私が買ったのは、いわゆる苗もの。おそらく1年目のものです。
詳しくはないのですが、クリスマスローズは2年目以降で花を付けるようです。
なので、今シーズンは葉っぱのみを鑑賞し、来シーズンに期待を膨らませたいと思います。
植える場所
クリスマスローズという名前の通り、冬の耐寒性は非常に高いものの夏の暑さには若干弱いようです。
そのかわり耐陰性が強いので、樹木の根元や軒下などでも大丈夫かもしれません。
我が家では、アオダモの根元に植えることにしました。
冬場に葉を落とすアオダモの裏側に植えることで、夏は存在感を隠しながらも、冬に突如として主役になる。そんなイメージで植える場所を決定しました。
クリスマスローズの土
クリスマスローズに最適な土としては、水はけがよければ概ね問題ないと思います。
私は草花用の培養土で植え付けをしています。
後から知りましたが、クリスマスローズように配合された専用の培養土があるようです。
まとめ
冬に花をつけてくれる植物はそんなに多くなく、寂しい庭の救世主でもあります。
そんな冬の花から、今回はクリスマスローズを紹介しました。
クリスマスに花を付けるものもありますが、年明けぐらいに開花するものもありますのでご注意ください。
また、親株と必ずしも同じ花が付くとは限らないのが、クリスマスローズの難しい所でもあり面白いところです。
ぜひ、冬の庭にクリスマスローズを取り入れてみてはいかがでしょうか?
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