葉がシワシワ!?カラテア・オルビフォリアの不調を探る

丸く美しい葉が魅力のカラテア・オルビフォリア。
ところが最近、葉がシワシワ・チリチリになり、垂れてしまうという不調が発生しました。
栽培難易度が高いとされるこの植物ですが、放置はできません。
今回は、原因を探りながら植え替えによる改善を試みます。

目次

調子の悪いカラテア・オルビフォリア

今回の気になる症状は2点。
1つ目は、葉の縁がシワシワ、チリチリになっていること。
丸い大きな葉が特徴のオルビフォリアがこれでは、少々かわいそう・・・

葉の縁がシワシワ

2つ目は、葉が垂れて寝てしまっていること。
この角度は、見るからに光合成にも不向きなので、明らかな不調と思われます。

葉が垂れて全体的な姿もイマイチ

考えられる原因

このあたりの原因をネット検索すると、大体が水切れか根腐れのどちらか。
対局なんですよね。
選択を間違えると、余計にダメージを与えかねない。

水切れについては、週2回の水やりをしているので可能性は低い。
ただ、葉っぱの大きなオルビフォリアなので、葉水は必要なのかもしれません。

そう思って、しばらく葉水をしていましたが、一向に回復の兆しは無し。
となると、根腐れなのか・・・
ただ、プロトリーフの『かる~い培養土』を使用しているので、それも疑わしいのですが。

なぜか土の乾きが悪い

同じ『かる~い培養土』を使用して、水やり頻度も同じなアグラオネマ・ロタンダムの鉢と比較すると、なんだか乾きが悪いような・・・
わかりやすいのは、黄色い鹿沼土の色の濃さに違いが出ています。

やっぱり湿っている

実際、手で触れてみると湿っている。
同じ条件で、土の乾きが悪いということは根腐れの危険性が高まってきました。
とりあえず植え替えをしてみたいと思います。

乾きの悪さの原因は赤玉土

植替えようとオルビフォリアを鉢から取り出した時、原因がわかりました。
赤玉土が泥化して、見るからに排水性に影響が出ています。

赤玉土が泥化している

そういえば、オルビフォリアを植える時に鉢底石がなかったので、手元にあった大粒の赤玉土を鉢底石替わりにしたんだっけ。
わずか3ヶ月ですが、赤玉土ってこんなに崩れるもんなんですね。
軽石やパーライト無しでは、長期間の排水性が確保できないことが今回わかりました。
勉強になります。

兎にも角にも、崩れた赤玉土が邪魔をして、本来排水性のいい土の性能が発揮できなかったことが原因と考えられます。
水の好きな植物でも、水浸しでは絶対の育たない。
わかっていたはずなのですが、反省です。

オルビフォリアを植え替える

原因が分かったところで、早速植え替えを実施します。
まずは、鉢底ネットに鉢底石も多めに入れます。
あらためて、鉢底石の重要性を身に染みて痛感しました。

鉢底石、君の実力をナメてたよ。

使う培養土は、先日ブレンドした無機質のオリジナル。
『かる~い培養土』を参考に、配合を独自調整。
赤玉土に軽石やパーライトを入れる理由がよくわかりました。

無機質オリジナル培養土

硬質じゃない赤玉土は、泥になることを考えて資材の配合を考えるのが重要ですね。
今後は、赤玉土の比率を下げるか、硬質に変えるかも検討したいと思います。

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植替え完了

植替えが完了したオルビフォリア

ということで植え替えが完了した、カラテア・オルビフォリアです。
オリジナル無機質培養土で、排水性も改善したと信じましょう。

オリジナル培養土

これでオルビフォリアの不調が改善されればいいのですが。
しばらく様子を見たいと思います。

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この記事を書いた人

瀬戸内でメダカ飼育やガーデニングを楽しんでいます。
まだまだ初心者ですが、一緒に楽しんでいただければ幸いです^^

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赤玉土の耐久性を検証!劣化速度はいかに? – 晴れのちメダカ へ返信する コメントをキャンセル

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